腕時計を中古で購入する場合のトラブル、この場合故障の種類について見ていきましょう。メンズウォッチ、レディースウォッチともに、駆動方式は電池式のクウォーツが最も多く、次いでソーラー、ソーラー電波、機械式という需要になります。購買層によって若干の差異はありますが、一般的にというとこのようになるでしょう。いずれも、リサイクルウォッチとして、常に流通しています。
そうすると、それぞれの時計の種類によって、故障箇所が異なってきます。まず機械式時計ですが、内部構造が極小部品のかたまりなので、部品一つ一つがデリケートなので、時計をおとしたり、ぶつけたり、水に濡らしたりしただけで、部品の変形や浸水による内部の腐食が挙げられます。対策としては、丁寧に扱う、水場では時計を外す、濡れたらすぐ拭き取る、そして一番が、5年に一度はオーバーホールするという事です。
次にソーラーやソーラー電波時計ですが、メンテナスフリーのイメージがありますが、案外、充電池の故障や寿命が短い故障が有ります。対策は充電池、二次電池と言いますが、メーカーでの交換がベストです。そして、最も流通している電池式であるクウォーツですが、必ず起こるのは当然電池切れです。対策は時計専門店、またはメーカーへ送って電池交換ということになります。自分で電池交換する方も、ホームセンターで電池交換する方も有りますが、メーカーへ出すと、防水検査や防水パッキンの交換などもしてくれますので、確実です。
いずれにしても、中古の腕時計の扱いは丁寧にしてあげることとメンテナンスをすることが、トラブルを防ぐ最も効果的な対策と言えます。
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